夏の昆虫といえばカブトムシ。男の子ってカブトムシが大好きですよね。
「捕りに行きたーい!」と言われ、場所に困ったことはありませんか?
私にもカブトムシが大好きな息子がおり、行きたいと言われては毎回のように困っていました。
カブトムシってどこで捕れるんだろう?
でも、偶然にも捕りに行った場所で出会ったおじいさんに、カブトムシが捕れる場所を教えてもらいました。
その場所が穴場なんです。
教えてもらってからは毎年捕りに行っていますが、捕れなかった年はありません。
行けばほぼ確実にカブトムシが捕れるんです。
今回は岐阜市にあるカブトムシが捕れる場所をご紹介したいと思います。
岐阜市でカブトムシが捕れる場所はココ!
岐阜市でカブトムシが捕れる場所は一体どこなんでしょうか?そして、どんな木なんでしょうか?
さっそくいってみましょう!
境川緑道公園の西側の河川敷にある「シマトネリコ」の木
岐阜市柳津町にある境川緑道公園。川を挟んでぐるりと岸沿いにあります。「カラフルタウン岐阜」の西側にある河川敷にポツンと1本の木が茂っています。
「シマトネリコ」という木です。
この1本のシマトネリコの木にカブトムシたちがたくさん集まってくるんです!木の横には仮設トイレが設置してあります。
早朝は犬の散歩やウォーキングをする方たちがよく通る場所。境川緑道公園の端の方にあります。近くには橋があり、渡ってカラフルタウン岐阜(東側)の河川敷へ行くこともできます。
車は堤防の道路脇に少しスペースがある場所に停めていますが、長時間停めないように配慮しています。
朝も夜も捕れる
3年ほど前から子どもたちと毎年のように捕りに来ていますが、我が家の場合、7月中旬~8月上旬にかけてカブトムシを捕ることができています。
シマトネリコの木ってこんなに捕れるんだ!というくらい、ほぼ確実に捕ることができるんです。
時間帯にもよりますが、朝も夜も捕れるのでココは穴場です。
捕獲までの所要時間は最短15分
シマトネリコの木は1本しかありません。しかも、カブトムシがいる確率が高いので所要時間は30分もあれば十分です。
我が家は15分もあればカブトムシ捕りは終了します(笑)
「シマトネリコ」とは?
カブトムシが好きな木といえば「コナラ」や「クヌギ」が頭に浮かびますよね。私もそうでした。今までずっとこの木を「コナラの木」と思い込んでいました。
しかし、ふと調べてみたら実は「シマトネリコ」という木だったのです!
コナラやクヌギが有名ですが、樹皮が硬いので、カブトムシやクワガタの力だけでは樹液の出るところまで穴をあけることができません。
一方、シマトネリコは樹皮が薄く柔らかいので、カブトムシは上あごを使って簡単に樹皮を削り、樹液にありつくことができるそうです。
また、樹液の香りも拡散されやすいことも。カブトムシが好む樹液を出す木、カブトムシが集まる魔法の木とも呼ばれています。
カブトムシ捕り体験談レポ
さて、いよいよカブトムシ捕りの体験レポです!
7月某日、夜と朝どちらも行ってきたのでご覧ください。
夜【オス1匹&メス2匹ゲット!】
夜7時半ごろ。
車から降りるとすでに先客が。懐中電灯を照らしている人がいたので、誰もいなくなるまで違う場所で時間を潰していました。
この辺りは橋の手前に街灯があるだけで、シマトネリコの木の周りは真っ暗なので気をつけてください。
懐中電灯がないと真っ暗で何も見えません。
懐中電灯の灯りが消えたので近くまで行くと、おじいさんが座ってみえました。
どうやら先ほどまで懐中電灯を照らし、カブトムシを探していたのはこのおじいさんでした。
会話をしているうちに「あれ?」
数年前、捕りに来た時もココであるおじいさんと会話をしたのですが、偶然にもその当時に出会ったおじいさんでした。
「おぉ~!あの時の!あの子、こんなに大きくなったんか!」
末っ子を見て驚き、覚えてくれていたことに嬉しさを感じました。
さて、本題です。
そんなこんなで懐かしい会話をしたあと、木を見てみると
いたー!!メス発見!!
子供たちも大興奮で「捕って!捕って!」の連発。
すると、すかさずおじいさんがタモで捕って息子に渡してくれました。
今年初のカブトムシに子供たちはニッコニコ。
私たちが来る前におじいさんが捕ったカブトムシのオスとメス。
なんと!子供たちにくださいました。
子供たち、喜びMAX!!
おじいさん、ありがとう。その後もカブトムシの話で盛り上がり、帰宅しました。
帰宅後、カゴから出してみました。
立派な角です。ド迫力!
家で卵から育て羽化したカブトムシと比べてみると…
- 一回り大きい
- 角が長い
- 角がデカイ
- 色が黒い
なんでこんなに黒いんだ?やっぱり自然で育ったカブトムシは違うなぁ~。
朝【オス1匹&メス1匹ゲット!】
翌朝も捕りに行ってきました。
5時半ごろ。
この時期は5時半でもじゅうぶん明るいです。
本当はもっと早くに行きたかったのですが、子供たちが起きない。毎年このくらいの時間には来ています。
シマトネリコの木を眺めてみると、あんな所にカブトムシが!
しかも、オス!
昨夜のオスに引き続き、朝から子供たちは大興奮!
でも高い。タモで採るしかない。
でも、朝バッタバタで来たので肝心な長いタモを持ってくるのを忘れ、短いタモしかない。しかも魚取り用のタモ…。
「ママ捕って!!」と言うので、これはもう
やるしかない。
わたくし、意を決して
木に登りました!!
そしたら感づいてか、
「ブゥ~~ン」
さらに遠くの葉っぱに飛んで行ってしまった!
うっそ~!なんてこった。
長いタモを忘れたことに後悔しました。
必死に木にしがみつきながら腕を伸ばし、逃がさぬよう静かにタモを近づけ…
「えいっ!」
一気に捕らえました!
でっかーい!
角がながーい!
子供たち、大喜びです。母、頑張って良かったです。
そして、「ママー!」という声に振り向くと
手にはメスが!
どうやら飛んできたらしい。ラッキーじゃん!!
その後も木を見ると2匹ほどメスがいました。でも、高い場所にいたので断念。
オス1匹とメス1匹捕れたので満足し、気分よく家に帰ることができました。
捕りに行く時のポイント
カブトムシを捕りに行く時のポイントです。
今回再会したおじいさん。毎日のようにこの場所に来るそうです。おじいさんからの情報と私の体験上のポイントをまとめました。
地元のおじいさんなので詳しいです。※この「シマトネリコの木」限定の情報です。
タモは絶対持参してくださいね!カブトムシたちは捕れない位置にいます。
ハチや蛇に注意!!
おじいさんがハチや蛇もいる。と言ってみえました。
このように木の周りは人が入りづらくなっています。
実際、朝捕りに行った時にハチがいました。子供は安易に入らない方がいいです。
境川緑道公園の概要
名称 | 境川緑道公園 |
住所 | 【右岸】岐阜市柳津町佐波玄番堤外、堤外地内 【左岸】岐阜市柳津町源葉南地内 |
駐車場 | 無 |
アクセス | 名鉄竹鼻線「柳津駅」 徒歩 25分 |
公式サイト | http://www.sakaigawa-ryokudopark.com/ |
まとめ
いかがでしたか?
今回は岐阜市でカブトムシが捕れる場所をご紹介しました。
境川緑道公園(西側)にある「シマトネリコの木」は毎年カブトムシを捕ることができます。
- 7月上旬~8月上旬ごろがよく捕れる。
- 朝は5時半、夜は7時半ごろがベスト。
- 夜が捕れる。個人的には朝がオススメ。
- 長袖長ズボン、靴で行くこと。
- 持ち物は懐中電灯、軍手、タオル、タモ(長め)、カブトムシを入れるカゴを持っていくと良い。
捕りに行く際は、ハチや蛇に注意してください!
ホームセンターで買うカブトムシより、自分で捕まえたカブトムシの方が愛着が湧きますよ♪