岐阜といえば、金華山・長良・鵜飼ですよね。
そんな素晴らしい環境の中、夏になると長良川うかいミュージアムで「鮎のつかみ取りと放流体験」が開催されます。
毎年、抽選になるほどの大人気のイベントです。岐阜市民だからこそ、子供たちに鮎の体験をさせてあげたいですよね。
今年は念願だった「鮎のつかみ取りと放流体験」に当選!!
逃げ回る鮎を楽しそうに追いかける姿、はじめて触れた鮎に子供たちは大喜び!
また、金華山を眺めながらの鮎の放流体験も格別でした。
参加費は無料!
捕った鮎は持ち帰ることができ、家で鮎の塩焼きにしました。
貴重な体験でしたよ~!
今回は写真と共に、体験の流れを詳しくレポしたいと思います。
毎年開催されているイベントなので、今後の参考になれば幸いです。
「鮎のつかみ取りと放流体験」の概要
長良川うかいミュージアムの「鮎のつかみ取りと放流体験」は、毎年7月の第4日曜日の「鮎の日」に開催されます。
日時 | 7月の第4日曜日(令和6年度は7月28日(日)に開催されました) 午前9時~正午 |
場所 | 長良川うかいミュージアム |
対象者 | 小学生以下の子供(1組3人以内)と家族 ※子供のみの参加は不可 |
定員 | 80組程度 ※その年によって違います。 |
申込方法 | オンライン ・期限までに申込フォームまたはファクスで事前に申込が必要。 ・1組あたり子ども3人以内 ・申込多数の場合は、抽選。抽選結果は後日にEメールまたはファクスで通知されます。 |
費用 | 無料 |
持ち物 | 飲み物、タオル、着替え等 |
注意事項 | ・天候等の状況により、内容を変更・中止する場合あり。 ・中止等については、当日、お出かけ前に岐阜市ホームページで確認すること。 ・中止の場合、予備日はなし。 ・つかみ取りの際に衣服が濡れる可能性あり。 ・参加の際は、熱中症対策に努めること。 |
「鮎のつかみ取りと放流体験」レポ
こちらは岐阜市にある「長良川うかいミュージアム」の正面です。
体験はこの建物内には入らず、受付から全て屋外で行われます。
まずはじめに受付を済ませます。
順番に説明していきますね。
受付
うかいミュージアムの東側にある、オレンジ色のテントが受付です。
番号札のシールをもらい、服に貼ります。
私たちの体験枠は9時半から。早く着いてしまったので、9時すぎに受付。
少し早かったですが体験可能でした。空いていたため、待たずに受付することができました。
鮎の放流体験
受付の南側に通路があるので、進んでいきます。(赤いカラーコーンがあります)
すると、川沿いに出ます。
トラックが停まっていました。そこから下を覗き込んでみると…
黄色いベストを着用した長良川漁業協同組合の方たちが、鮎のバケツリレーをしていました。
私たちは指示に従って階段を降りて行きました。
1人1つずつ、バケツに入った鮎を受け取ります。
鮎の数は決まっておらず、私たちがもらったバケツには3匹~4匹でした。
子供たちは1匹ずつ掴み、長良川へ放流。ニュルっとしているので手から落ちてしまい、そのまま長良川へドボン。
けれど、これも立派な放流です(笑)川の水が綺麗で透き通っていました。
金華山に長良川。もう、この景色は
絶景です!!
最高すぎました!!
この雰囲気、大好きです。岐阜に生まれて良かったと思った瞬間でした。
鮎のつかみ取り体験
さて、次はいよいよ「鮎のつかみ取り体験」です。
鮎の放流体験の場所から西へ。どんどん矢印の方向へ進んでいきます。
右手に階段があるので登ります。
すると、鮎のつかみ取り体験の場所に到着です。
新聞社の取材でしょうか、カメラマンの方が何人かみえました。
特設の大きな水槽が設置されており、裸足になって鮎を追いかけ回す子供たち。
息子たちも「早く捕りたーい!」とウズウズです。
勉強になったよ!
白いテントの下で鮎のポップを見ながら順番待ち。
海まで行ってまた帰ってくるんだねー!
と会話をしながら、ちょっぴり鮎のお勉強。なるほど。地元民なのに知らないことばかり。
回転が速かったので、待ち時間は5分ほどですぐに体験することができました。
裸足になっていざ参戦。
鮎はすばしっこくて、他のお友達が両手でもなかなか捕れない中、末っ子は片手でヒョイと簡単にGET!!
なんて速さだ!ワイルドだぜ(笑)
ビショビショに濡れながらも1人2匹ずつ捕れましたー!
※鮎のつかみ取りは1人2匹捕ったら終了です。
子供たち、とっても嬉しそうでした♡
足元は、靴よりサンダルの方が良さそうです。
我が家は靴だったので、靴下を脱いだり、濡れた足を拭いて靴下を履く動作がめんどうでした…。※着替えも忘れずに。
つかみ取りした鮎は持ち帰れる
捕った鮎は、こうして氷の入ったビニール袋に入れてもらえ、持ち帰ることができます。
家からビニール袋を持参しましたが、銀色の保冷袋に入れてもらえたのでありがたかったです。
持参した袋は使用しませんでした。
体験の所要時間は25分でした
我が家の「鮎のつかみ取りと放流体験」の所要時間は約25分でした。
駐車場に車を停めてから出るまでは約40分。
体験がスムーズでした。
思いっきり楽しめるうえに、短時間で終わります。家が近ければ1時間もあれば帰ってこれますね。あまりの早さに、家族にビックリされました!
※空いている場合に限ります。
鮎そうめんの試食もあった!
鮎のつかみ取り体験の横にある「四阿(あずまや)」。
この日は「鮎そーめん」の試食もありました。
一袋に1.2尾分の鮎が練りこんである「鮎そーめん」。匂いを嗅いでみると、魚の匂いがプゥ~ン。
子供たちは「くさっ!」と言いつつも、ちゃっかり完食していました。
匂いが気になる人は苦手に感じると思いますが、ちゃんと魚(鮎)の味がほんのりして私は美味しかったです。
とった鮎は家で塩焼きに
子供たちが捕った鮎は全部で6匹。とれたての鮎は、その日のうちに塩焼きにしちゃいました!
塩をたっぷりとすり込み、グリルで焼きました。
ドドーン!!
こんがり焼けた鮎たち。
塩加減もちょうど良く、身も柔らかくて美味しかったです。子供たちも家族も美味しい!と連発し完食。ごちそうさまでした~!
鮎はやっぱり塩焼きですね!
体験して良かったこと
「鮎のつかみ取りと放流」は、子供たちにとってはじめての体験でした。
今回の「鮎のつかみ取りと放流」を体験して良かったことをまとめてみました。
- 貴重な体験!本物の鮎に触れることができた
- 身近に金華山や長良川を感じることができた
- とれたての鮎の塩焼きを食べることができた
①貴重な体験!本物の鮎に触れることができた
日頃は虫取りで虫を触るものの、鮎を素手で触ることってないですよね。
この貴重な体験ができたことが一番でした!
勢いで予約をしたものの、
そういえば鮎、触れるのかな…
と心配していましたが、まったく心配いらず。
片手で捕ってましたもんね。日頃なかなかできない、貴重な体験ができました。
本当は私も鮎のつかみ取り、やってみたかったんですよね。子供のみの体験なので、個人的に親も一緒に体験できたら嬉しいなぁと思いました。
でも、場所が限られているので難しいですね。大人より多くの子供たちが体験することの方が大事!我慢だ(笑)
②身近に金華山や長良川を感じることができた
写真でもあるように、この日は晴天の青空。
金華山と長良川を眺めながらの鮎の放流、鮎のつかみ取りは感無量!
親子で岐阜を感じられてとても幸せな時間でした。
子供たちに地元岐阜の良さが伝わっていると嬉しいなぁ。
③とれたての鮎の塩焼きを食べることができた
自分たちで捕った鮎を調理して食べることの経験。
この経験も子供たちにさせてあげたくて、今回は実現できました!
これは僕がとったやつ!
でっかいでしょー!
と、自分で捕った鮎を食べることができ、一味違う鮎の塩焼きとなりました。
長良川うかいミュージアムの概要
名称 | 長良川うかいミュージアム |
住所 | 岐阜市長良51番地2 |
電話番号 | 058-210-1555 |
開館時間 | 5月1日~10月15日 / 9:00~19:00(入館締切 18:30) 10月16日~4月30日 / 9:00~17:00(入館締切 16:30) ※最終入館は開館終了時刻の30分前 |
休館日 | 年末年始(12月29日~1月3日) 5月1日~10月15日 / 休館日なし(一部指定日除く) 10月16日~4月30日 / 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日) |
駐車場(有料) | 一般乗用車駐車場:67台 バス駐車場:6台 身障者用駐車場:2台 |
アクセス | 【JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から当施設までのアクセス】 ・バス利用 JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から、岐阜バスN系統路線もしくは市内ループ線「鵜飼屋」下車(所要時間15分 片道230円)。 ・バス停「鵜飼屋」より徒歩6分 【タクシー】 ・JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から15分。 【岐阜各務原IC】 ・ICから20分程度。 ・国道21号から国道156号を北進、岩戸トンネル出口左折し、鵜飼い大橋を経て鵜飼い大橋北の交差点を左折。 【一宮木曽川IC】 ・ICから20分程度。 ・国道22号、156号を北進、岩戸トンネル出口を左折、鵜飼い大橋を経て鵜飼い大橋北の交差点を左折。 【関IC】 ・ICから20分程度。 ・ 国道248号、156号から芥見大船の交差点を右折して県道93号線に入り、藍川橋西の交差点を左折して 県道94号線(堤防道路)を直進。 【岐阜羽島IC】 県道151号線を北進、大縄場大橋手前を右折、国道256号線を北進、長良橋を経て長良丘1を右折。 |
公式サイト | https://www.ukaimuseum.jp/ |
【駐車場料金】
車種 | 利用時間 | 駐車料金 | 収容台数 |
---|---|---|---|
一般(30分ごとにつき) | 24時間 | 100円 ※展示室をご覧の場合、入庫後90分まで無料 | 67台 |
大型・中型(1回につき) | 24時間 | 1,000円 ※展示室をご覧の場合、入庫後3時間まで無料(当日の駐車に限ります) | 6台 |
所要時間は約40分だったので、駐車料金は200円で済みました。
まとめ
地元民だからこそ味わうことのできた、今回の「鮎のつかみ取りと放流体験」。はじめて触る鮎に子供たちは大興奮でした。
青空の下、大きくそびえ立つ金華山を背に、逃げ回る鮎を楽しそうに追いかける子供たち。
最高のショット、岐阜市民で良かったなぁと思うひとときでした。また、自分たちで捕った鮎の塩焼きも最高に美味しかったです。
長良川うかいミュージアムの「鮎のつかみ取りと放流体験」は、
子供たちにとって貴重な体験です!
毎年7月の第4日曜日に開催されるので、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。短い時間の体験なのでオススメですよ♪